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【学生生活振り返る〜フィリピンとの出会い〜】

はい、【学生生活振り返る】第2弾です! 

前回は大学入学以前の自分について書いていましたが、 今回は僕の学生生活や価値観がまるっと変わるきっかけとなった、

フィリピンでの海外研修

について書いていきたいと思います。

 

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【フィリピンに行くまでの自分】

大学生活は、学科の授業やアルバイト、サークルなど新しい環境に満ち溢れていて、高校生活とはまた違った楽しさがあった。 夏休みはサークル合宿、ときどき奮発して美味しいものを食べに行き、春休みは貯めたお金で友達と初めての海外旅行でグアムに行ったのも良い思い出だ。

でも、グアムでの旅行で少しモヤモヤしたことがあった。

英語が話せない…

というかそもそも、

英語を試す機会がほとんど無い…

場所がグアムということもあり、現地には日本語を話せるガイドがたくさんいたし、英語が必要になったのはホテルでの手続きの時か飲食店で注文する時くらいだった。

(そこでも「This one」とさえ言っておけば済んでしまう。)

もちろん観光が大きな目的のひとつだったが、自分の中で「異文化交流をしてみたい」というのは自分が国際関係に(なんとなく)興味があった理由でもあったし、せっかくの機会に自分の英語力を試してみたかった。だから、次の海外は何かしらのプログラムに参加して英語を話す機会を得ようと思っていた。

 

【海外研修との出会い】

そこで2年の夏休みに私が出会った海外研修が、 東洋大学一般社団法人GiFTが連携して行っている

東洋大学×GiFT 『Diversity Voyage』

であった。

フィリピンコースとマレーシアコースがある中で、フィリピンコースを選んだ。

内容は、フィリピンのセブ島にあるスラム街にて、日本人の社会起業家の方が0(ゼロ)から進めているプロジェクトに参画し、東洋大学生とフィリピン人でチームを組んで自分たちのアイデアを生み出し、提案しようというものだった。

具体的に言うとこのプロジェクトは、 教育を受けることのできない貧困層の子どもたちや、家庭の様々な事情で路上生活を強いられている子どもたち(通称“ストリートチルドレン”)でも通うことができる、教育施設をつくろうというもの。

「その施設ではどんな教育が必要とされているのか。」

「何があれば子どもたちの成長の手助けができるのか。」

実際に子どもたちへインタビューをしたり、スピーカーから話を聞いたりして、課題と解決策を考えるというのが、現地でのテーマだった。

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なぜフィリピンコースを選んだのか。それは、

・近くて安いから

・アジア経済のゼミ(英語で行うゼミ。ハードだったため、当時は辞めようとしていた)に所属しているため、応募が通りやすそうだったから

・マレーシアコースはサークル合宿と日程が被ってしまっているから

 

…こんな不純な理由からだった。

事前研修に参加した時も、なんだかメガネの男子が多くて真面目そうな人ばかりで引いていたし(実際みんな超アグレッシブ)、たまたま辞めようとしていたゼミの先輩がいてやりづらそうだし(今は2人でも遊ぶくらいに仲が良い)、唯一の同い年の男はガヤガヤした雰囲気で、それはそれで避けたい人種だった(今はめちゃくちゃ仲が良い)。

そんな感じの冷めた自分が、まさかたった9日間であんなに充実した時間を彼らと過ごし、自分の未来に不安を覚え、苦しみまくるとは。強い信頼関係で結ばれるとは…思いもしなかった。

 

実際に行って現地で見たものは、フィリピンの子どもたちを取り巻く現実や、貧困地区の劣悪な環境、そしてそこに生きる子どもたちが生き生きとした表情で夢を語る姿。そのギャップに、胸が締め付けられた。「貧困」がこの世界に存在することなんて知っていた“はず”なのに、「世界には学校に行けない子どもたちもたくさんいる」なんてこと、散々聞かされていて分かっていた“はず”なのに、所詮それは知った”ふり”でしかなかった。

(ここでの学びが自分のフットワークを軽くして、帰国後色んな所に直接足を運ぶようになった。)

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毎晩行う、1日の振り返りの時間。ある日、周りのみんなの口からこぼれてきた、

「私は将来こういうことをしたくて…」

「俺の夢は…」

「学んできたアジア経済の知識とこの経験を結びつけたくて…」

 

。このプログラムに参加する目的。自分のやってみたいこと目標

それを語るみんなが、かっこよかった。キラキラして見えた。

そして自分自身に対して、

「俺には何もない。」

からっぽじゃん。」

何がしたいんだろう?何ができるんだろう?

そう思ってしまった。無力感に襲われたし、初めて自分の未来について、夢について考えてみたけど何も思い浮かばなくて。

焦った。

虚しかった。

「もしかしたら、夢とか熱意とか持たずにここにきてしまった自分は場違いなのかもしれない。周りからもそう思われているのかもしれない。」

そう思うこともあった。

ある晩、その不安をメンバーにも話した。

「やりたい事が明確でそれに向けて頑張ってるの、かっこいいと思う。自分には何もない。」

と。そうしたら、自分にはキラキラして見えたその人から、

「本当は他のメンバーから自分がどう見えてるのか不安で…アイデアがたくさん出てきて英語も自分よりできるくらっしーが羨ましいよ。」

という言葉が出てきた。(この辺、どっちから打ち明けたのかは正直曖昧…)

普段は明るく笑顔を見せるこういう人にも、こういう悩みがあるんだ。 自分を見て「羨ましい」となんて感じる人がいるんだ。

仲間の知らない顔を、自分自身の知らない一面を見ることができたこの晩から、周りを見る目が変わった。

「もっとみんなのことを知りたい。」

「自分のことも知りたい。」

そう思うようになった。

フィリピンでやってきたことももちろんかけがえのない経験となったのだが、この時の自分にとっては、「自分と向き合う」ということの難しさと大切さを知ったのが大きなポイントとなった。 そして帰国する際、

「次はもっと力をつけてフィリピンに戻ってこよう。」

「その時までに、国際協力の知識や経験をもっと積もう。」

そう心に決めて、冷めていた自分は熱い仲間たちとともに、日本に熱い想いを持ち帰ってきた。

 

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貧困問題に対して、 周りの参加メンバーに対して、 自分自身のことに対して、 たくさんのことを感じて、考えた9日間でした。

2年半前の話で、記憶が曖昧な部分もあるし勢い任せに書いてしまったので、まとまりのない文章になってしまいましたが、これが僕の“きっかけ”です。 ここでの経験と、出会った仲間たちが原動力となり、その後様々なことに“とりあえずやってみる”スタンスで挑んでいくことにします。

 

そして半年後の春休みに、宣言通りもう一度フィリピンに戻るわけですが…

滞在日数こそ長くはありませんが、フィリピンへの思い入れはかなり強いので、次回にしたいと思います。

 

かなりの長文になってしまいましたが、読んでくださった皆様ありがとうございます!!更新も遅くてすいません…ピッチ上げます…(笑)

 

では!